コラム

<住まいの選択>リフォームとリノベーション

マイホームにはいくつか選択肢があります。大きなものとしては、新築か中古かが代表例ですね。首都圏では新築マンションの価格が高くなりすぎたため、中古マンションの人気が高まり、取引件数も伸びています。中古住宅に関しては、リノベーションという言葉が定着してきました。リフォームとどこが違うのでしょうか。

実は明確な定義はないのですが、(一社) リノベーション住宅推進協議会では、次のように定義しています。

リフォーム/原状回復のための修繕・営繕、不具合箇所への部分的な対処
リノベーション/機能、価値の再生のための改修、その家での暮らし全体に対処した包括的な改修

なるほど、分かりやすいですね。つまり、リフォームは原状回復のための措置、リノベーションはそれ以上の価値を付加するための大規模な措置、と考えればいいわけです。

いずれの場合でも、中古の住まいを購入して自分で手を入れるケース、そして最近では不動産会社がリノベーションを施して販売するケースがあります。前者は売主は個人ですが、後者は不動産会社になります。

リノベーションのイメージ

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