築35年のマンションを余剰容積を利用して増改築、新しい価値を創造「プラウド上原フォレスト」<野村不動産>

なんと興味深いプロジェクトでしょうか。もしかしたら、見出しだけでは分かりにくいかもしれませんね。

対象のマンションは1984年に竹中工務店が外国人向けに建設した「エリーゼアパートメント」。平均専有面積330㎡、階高3.2mという、いわゆるヴィンテージマンションですね。これを野村不動産が取得し、余剰容積を使って増改築、新たに「プラウド上原フォレスト」(総戸数15戸)として販売するというものです。引き渡しは2020年2月ですが、棟内先行ルームが公開されます。

民間デベロッパーでは初めて、築年数が経過したマンションにおいて長期優良住宅認定を取得、既存棟を調査し 65 年の残存耐用年数を証明しています。

長い歳月を経ることでしか得ることのできないヴィンテージマンションが持つ風格や趣きを活かしつつ、最新の技術によって居住空間の自由度と快適度を高め、新たな価値の創造を目指します。スクラップ&ビルドが主流の中で、注目のプロジェクトといえるでしょう。

完成予想パース

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