「上板橋」駅南口に約440戸の集合住宅を建設。2028年完成予定<住友不動産・大成建設>

板橋の街に新たなランドマークタワーが生まれそうです。東武東上線「上板橋」駅(東京都板橋区)南口で、高層ビル建設を中心とした再開発計画が発表されました。3棟のビルには合計約440戸の住宅が入ります。完成予定は2028年の12月です。

開発地域は「上板橋」駅の南側に隣接し、さらに南方の川越街道まで伸びる約1.7haのエリア。ビルは東街区・中街区・南街区の3地区に建ち、東街区は地上27階/地下2階、中街区は地上19階/地下1階、南街区は地上6階建てとなります。ビル3棟の総延べ面積は約5万㎡です。このうち東街区と中街区のビルに1~3LDKの住居を合計約440戸整備。また東街区のビルの1~3階には商業施設を配置します。

計画ではほかに駅前広場(約4,000㎡)、駅前広場地下の公共自転車駐車場(約1,500台収容)、上板橋駅前と川越街道を結ぶ長さ210m・幅16mの道路が整備される予定です。

近年、「渋谷」駅や「新宿」駅といった大ターミナル駅周辺の再開発が注目されてきましたが、2028年は「上板橋」が話題の駅になりそうです。

外観完成イメージ。手前の駅南口から奥の川越街道方面に向かって順に、東街区・中街区・南街区のビルが並ぶ

東街区と中街区のビルは大部分が集合住宅となり、南街区はオフィス中心となる