やっぱり本物がいちばん!

突撃!完成済マンションレポート vol.4 「イニシアテラス代々木上原」

マンション? それとも一戸建て? いいえ、両方のイイトコドリをした住まいなのだ!!

新型コロナのおかけでなかなか現地取材ができない状況が続きますが、そんな中、気になっていた物件に待望の取材が実現しました。今回訪ねたのは「イニシアテラス代々木上原」。ひとことでいうと、「タウンハウス」ということになるそう。代々木上原といえば、オシャレなお店が集中する人気のエリア。ワクワクしながら、突撃しました。

隠れ家的ないいお店が多い代々木上原。独特の雰囲気がいいですね

代々木上原は、もうちょっとだけ若いころ(!?)、ときどき食事や飲みに通った街。とにかくこだわりのオーナーがこだわりの料理を提供してくれる、それもこじんまりとした落ち着けるお店が多かったと記憶しています。その雰囲気は今も変わりません。駅東口を降りると、人通りも多く、いい感じににぎやかですね。

目指す現地は駅から徒歩6分の高台。途中、思わず見入ってしまうようなハイグレードなマンションも。さすが代々木上原です。半端じゃない高級感。と、少し道に迷いつつ、現地に到着しました。おおー、その存在感がスゴイ!

代々木上原駅の東口。改札を出るとそのまま左右にお店が並ぶ、小さなモールが続きます

"高嶺の花"に手が届く、ちょっと新しいスタイルを提案

第一印象としては、パリのモンマルトルあたりのアパルトメントのような建物でしょうか。この辺りは第一種低層住居専用地域なので高い建物はなく、3階建ての「イニシアテラス代々木上原」の存在感が際立ちます。

早速、コスモスイニシアの伊藤藍さんに案内していただきましょう。タウンハウスとは、一戸建て感覚の集合住宅でして、オートロックの扉を入ると左右に8戸ずつ、合計16戸が配置されています。でも、どうしてマンションでもなく一戸建てでもなく、タウンハウスなのでしょうか。

「それは"高嶺の花"に手が届く住まいということですね」と笑顔で伊藤さん。説明によると、代々木上原駅徒歩6分、見晴らしのよい高台、ここに低層マンションをつくっても、一戸建てをつくっても、価格的に一部の富裕層のための住まいになってしまうのは必然。特に一戸建てだと土地面積170㎡超でないと新築不可という厳しい条件。逆に言うと、だから落ち着いた住環境が保たれているのでしょう。

「コスモスイニシアとしては、この得難いロケーションだからこそ、より多くのみなさんに検討いただき、憧れを現実にしていただきたいと考え、タウンハウスとして事業化させていただきました」(伊藤さん)

なるほど、納得ですね。

シンメトリーのデザインが美しい外観は、この辺りでも目を引きます

早速棟内モデルルームを見学。集合住宅なのに、強い"プライベート感"

いよいよ実物の住戸を見学します。この建物は地階と1階、2階と3階で組み合わせ、1LDK~2LDKの間取りがつくられているメゾネット住宅。専用の玄関を含めて、一戸建て感覚というか、とても"プライベート感"が強いですね。それだけ落ち着く空間といえるでしょう。プラン面では細部に亘って、住む人目線からたくさんの工夫が見受けられます。もともとマンションでも戸建てでも、大胆かつ繊細なプランには定評がある会社ですからね。

「専有面積は60㎡台ですが、タテ空間もうまく活用することにより、面積以上の広さを感じていただけると思います。例えば、階段下を活用したり、必要に応じて可動式収納で個室をつくったり、したい暮らしに合わせてカスタマイズしていただけます」(伊藤さん)

いいですね。オシャレな街、代々木上原で叶える「したい暮らし」。

可動クローゼットやスライドウォールで空間を仕切ることができます

階段下もこの通り。ちょっとした書斎スペースとして活用

高台ならではの開放感を存分に味わえる

次は2階-3階のタイプを見学します。3階のリビングダイニングは一面の大きな窓に。この日はあいにくの天気でしたが、東南向きなのでたっぷりの陽射しとともに生活できそうです。バルコニーも広い。

「高台立地を生かすために、窓を大きく取っています。バルコニーもプチガーデニングやティータイムを楽しめるように広くとっています」と伊藤さん。

さらにリビングにある階段を上がると、屋上(スカイテラス)になっていて、眺望が抜群。きっと都心方面の夜景はきれいだろうなあ。

リビングダイニングは明るく開放的な空間

屋上のスカイテラスからは、眺望を遮るものがありません

見学を終えて

ご案内いただいた伊藤さん、ありがとうございました。

「代々木上原駅徒歩6分」「閑静な住宅街の高台立地」という、住宅購入としてはかなりハードルが高いロケーション。そこにマンションと一戸建てのメリットを合わせた住まいが持てる。万人受けとはいかなくても、この価値をきちんと評価できる人であれば、少し無理をしても欲しくなるでしょう。

気になったのは、売却のときに何か支障がないかということ。ちょっと意地悪な質問に、伊藤さんは余裕の笑顔です。

「これまでも弊社では今回同様の事業化が難しい希少性の高い立地で、タウンハウスを展開してきました。分譲後のデータでは売買する際の価格は分譲時を上回っています。中古市場でも十分その価値が認められています」

「そうした実情を踏まえ、今後もイニシアテラスのブランドで、"高値の花"に手が届くタウンハウス事業を積極的に展開していきます」と話してくれました。

暮らし方や働き方の変化に合わせて、住まいも多様化していく時代。今後とも注目ですね。

今回ご案内いただいた伊藤藍さん(株式会社コスモスイニシア分譲事業部分譲2部)

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