やっぱり本物がいちばん!
突撃!完成済マンションレポート vol.6
憧れのビーチサイドリゾートで暮らす「JOYLUXE THE RESIDENCE AKIYA」へ突撃
「うちレポ」取材班が完成したマンションへ突撃し、実物マンションの内側を紹介する突撃!完成済マンションレポート。今回は分譲マンションではなく、横須賀のビーチサイドに誕生した高級賃貸レジデンス「JOYLUXE THE RESIDENCE AKIYA」へ突撃。躍動感を感じさせる外観フォルム、傾斜を上った先にエントランスを設けることで邸宅感と期待感を醸成させるエントランスアプローチ、そして中に入ればさらに・・・。驚きの連続と、憧憬に焦がれた体験レポートをお届けします。
アーキテクト×アートが織りなす空間美。細部に目を惹くこだわり満載
2024年も終わりが近づく師走の冴えた空気の中、やってきたのは海辺の街・横須賀は秋谷。JR横須賀線「逗子」駅から車で海岸線へと南下し、シーサイドロードを進むこと数分、海辺を見晴らすユニークなフォルムのそのマンションが姿を現します。
3方ガラス手摺のバルコニーが海へ向かって突き出た印象的なフォルム。海を正面に見晴らし、小山を背負う全27室のハイグレード賃貸レジデンス「JOYLUXE THE RESIDENCE AKIYA」が今回の舞台。目の前を走る134号線からストレートインするのではなく、あえて脇道から傾斜を上った先に駐車場およびエントランスを設けることで、プライベート感、邸宅感を演出しているとのこと。下界を離れ、憧れのシーサイドリゾートへ、いざ。
エントランスに到着して最初に目についたのはコンクリート壁表面の揺らぎ。最初は版築壁のような左官仕上げかと思い、よくよく見ると、なんと節まで再現されたリアルな木目が。エントランスゲートの本物の木と、木目調のコンクリートが織りなすコントラストがなんとも不可思議で、ともすれば冷たい印象になりがちなコンクリートから温もりが漂ってきます。
物凄く目を惹くような華美な装飾があるわけではなく、要素としてはいたってシンプルながら、早くも世界観に引き込まれ、期待値は急上昇。そのままエントランスホールへ入ると、左手にエレベーターホール、右手に和の赴きを感じさせるラウンジが。誘導灯や案内板はないものの、床材を貼り分けることで、自然と導かれるようなデザインとなっているのも修逸で、そのまま導かれるようにラウンジへ。
やや硬質な印象から一転、和の雰囲気に彩られた落ち着いた空間の中に、異彩を放つ、ともすれば吸い込まれそうな黒。自然と視線が引き寄せられます。気持ちにゆとりや余裕を持つことの大切さを諭されているような、眺めていると力みが抜けていくような感覚になる不思議な魅力を感じさせます。心も整ったところで、いざ、最上階のプレミアムルームへ。
眼前に広がるパノラマビューに大喝采。美術館のような空間設計で際立つ開放感
最上階はエレベーターを降りた先、さらにセキュリティゲートを設けたプレミアムフロア。ホテルライクな内廊下を抜け、玄関ドアを開けると正面壁には、背面に鏡をあしらった木格子がお出迎え。程よく閉ざされたプライベート感と、そこに窓があるような奥行き感が、落ち着きとゆとりを演出。大理石調のフロアタイルに導かれ、照明を落とした廊下を抜けると、一気に視界が開け、思わず「おぉ~っ!」と声が。
窓がなく照明も抑えめに設計された閉鎖空間である廊下から、明るく開放的な大空間リビングへと抜けた瞬間、目の前に大きな窓と、外観からも印象深い3方ガラス手摺に囲まれた奥行き2.5mの広いバルコニー、そしてその先に広がる抜けるような空と、陽光煌めく青い海が目に飛び込んでくる爽快感。まるで美術館のような演出と、その想像以上の広さ、抜け感に感動もひとしおです。
無骨なはずのコンクリートむき出しの天井も、表面を研磨し艶を出すことで、光が反射し独特の揺らめきがあり、開放的な眺望と相まって伸びやかな空間の広がりを、より一層引き立てる印象を抱きます。また壁を極力排し、フロア材を石調タイルと木板で切り替えることで大空間ながらも、心理的な境界線に守られているような、自分の居場所が確立されたような、安心感ももたらしてくれます。
またキッチンはドイツのプレミアム家電ブランド「ミーレ」のニ型を採用し、回遊性と開放感を創出。食器洗い乾燥機は操作パネルを内側に配置し、機能性だけでなく収納時のデザイン性にも配慮。IHコンロの下にはオーブンも搭載されており、ローストチキンなど食卓を華やかに彩る多彩な料理も楽しめそう。さらにシンク側の作業天板は特注のワイドサイズで、家族並んで調理をしたり、大人数でのホームパーティーにも対応できそうです。
また最上階には屋上のルーフバルコニーへと続く階段も。あえてLDKに階段を配置したのも、対比による空間の広がりを演出するデザイン上のこだわりとのこと。そして階段を上ると、空が広がり、心地よい風が吹き抜けます。
北側には季節柄、紅葉混じりの緑が潤いを、南に目を向けると陽光を反射し煌めく海と伸びやかな水平線が広がり、澄んだ空気と雲一つない空に、どこまでも飛んでいけそうな気分に。すぐ目の前に海が見えるとなると、これは海岸まで降りてみたくなりますね。
サンセットビーチで散歩を楽しむ、憧れのシチュエーション
そこに海がある。ならば見に行くしかあるまい。ということで歩いて1分、浜辺に降りると折よく夕日が海に美しい光の道を描き出しました。この光景を目にしたら、江戸時代の浮世絵師・安藤(歌川)広重が秋谷海岸の情景を絵に残したくなった気持ちもわかるというものです。
荒々しさはなく、穏やかな海に、きらきらと夕日の赤が降り注ぎ、どこか浮世離れした景色を眺めながら、自分もその一部となっている不思議な感覚。毎日、こんな景色を眺めながら、海辺を散歩できたら、それはきっと幸せな人生なのではないでしょうか。
こうして憧れのサンセットビーチを堪能して、大満足と思いきや、「今、最上階のバルコニーの景色も一番いい時間かもしれません。最後にもう一度、見に行きませんか?」とお誘いをいただき、「ぜひ!」と二つ返事で最上階へ舞い戻り、最高の瞬間を激写。
昼間に見た同じアングルのはずが、ガラッと印象が変わり、本日もう何度目かわからない驚きに感嘆の声が勝手に漏れ出てきます。夕日と光の道が窓にも映り込み、最高にエモーショナルなワンシーンで幕を閉じ、幸せいっぱいな体験となりました。