建設地を間近に見下ろす迫力満点の屋上ビュー! 「プラウドタワー亀戸クロス」マンションギャラリー2/29(土)オープン
2016年3月31日に多くの人に惜しまれながらも閉館した「サンストリート亀戸」。年間およそ800ものイベントが開催され、単なる複合商業施設ではなく、地域の人々にとって憩いの場であり、体験や出会いをくれる大切な空間として親しまれてきました。そんな地域の“想い”を継承し、「サンストリート亀戸」跡地に野村不動産の粋を集めて開発されるのが「プラウドタワー亀戸クロス」。「住」「商」「広場」「学」が一体となったビッグスケールの地域共生型街づくりプロジェクトが始動します。
マンションに革命は起きるのか!? 真の地域共生へ、野村不動産の大きな挑戦
今回は2020年2月29日(土)のオープンに先駆け、「プラウドタワー亀戸クロス」マンションギャラリーを取材。都心近接エリアとして人気が高まる城東エリアの中でも密かに注目されていた大型複合商業施設「サンストリート亀戸」跡地開発プロジェクトがいよいよ動く。これは大きなニュースでした。
敷地総面積2万4000㎡超、全934戸のツインタワー、延床面積約5万8000㎡・店舗面積約2万8000の大型複合商業施設に加え、地域開放の広場と、一部敷地を小学校増築用地として供出し、地域の暮らしを大幅にグレードアップすべく、野村不動産の粋を集めた超大型プロジェクトです。
中でも注目すべきは、“地域共生”に取り組む野村不動産の本気度。サンストリート亀戸元館長や亀戸観光協会、地域の5つの商店街の協力を得て、亀戸の魅力発信およびプロモーション活動を行う「カメイドタートルズ」を立ち上げ、ホームページを開設。また、2019年9月には地域の子どもたちに地元への愛着を深めてもらうべく、建設地の見学会に加え、様々な視点から「亀戸」の街を観察する小学校出張教育プログラムを実施するなど、会社を上げて地域とのつながりを深める取り組みを行ったといいます。
さらに今回のプロジェクトでは、野村不動産も住宅棟内に床を保有し、地域の活動拠点「街のリビング」を用意するとともに、同社エリアデザイナーがマネジメントスタッフとして常駐。さらにエリアマネジメント法人「まち会社(仮称)」を設立し、マンションの住人、地域の人々、テナント、商店、企業、学校などを巻き込んで街を盛り上げる活動を行っていくといいます。
本プロジェクト開発スタッフは地域のイベントにも積極的に参加して回り、広場には100人規模のイベントが開催できるステージを設置するなど、「サンストリート亀戸」のように、地域の人々を楽しませるイベントの開催も計画。商業施設の1階には下町情緒を体験できるような横丁エリアを計画し、地元で長く愛されてきた商店を誘致するなど、地域の歴史を受け継ぎながらも、エリアの新しい価値を築き上げる大きな挑戦がスタートしました。今後のマンション、そして街づくりの在り方、価値観を変える可能性を秘めた一大プロジェクトの行く末に、今後も注目です。
これぞ野村不動産の本気! プラウドの集大成ともいうべき豪華仕様
全体計画、コンセプトはこれまで語ってきた通り、とても興味深い内容でしたが、「プラウドタワー亀戸クロス」はマンション自体も気合の入り方が一味違います。
「本プロジェクトはプラウドがこれまで培ってきたノウハウを詰め込んだ、フラッグシップともいうべきマンションです」と、案内してくれたのは野村不動産の石渡氏。
「具体的にはプラウドを冠するマンションとして初めて全館空調・床快full(ゆかいふる)を導入しました。二重床を利用して、住戸全体にエアコンの風を送るセントラル方式の空調システムで、ビルトインエアコン1台で住戸内を快適な室温に保つことができるシステムです。IoTにより、外出先からアプリでエアコンを起動できるため、長期外出される場合でも、帰宅に合わせてあらかじめエアコンを起動しておくことで、いつでも心地よい我が家が出迎えてくれます」
さらに家族構成やライフスタイルの変化に合わせて、水回りの配置の自由度を高めるMi-Liful(ミライフル)も導入。排水立て管と床下排水管の接続ポイントを1階層下に置くことで、床下排水管を通常の3mから14mまで延長可能にした画期的なシステム。これにより将来、家族構成やライフスタイルの変化に応じてリフォームやリノベーションを行う際、より自由に間取りを変更しやすくなっています。
「もうひとつの特徴として、大規模修繕の周期を延長する『アトラクティブ30』への挑戦も行います。これは一般的な12年周期から、16年ないし18年周期とすることで、耐用年数50年間における修繕回数を減らし、修繕積立金の積立期間を長期化することで、積立金の不足解消にもつなげる試みです」
建築技術や部材の性能が向上し、マンションの耐用年数も大きく向上する中で、従来通りの修繕計画を踏襲するのは、マンション居住者にとって無駄や負担が大きいというのは、言われてみればその通りかもしれません。大規模修繕や建て替えは、マンションの規模が大きくなればなるほど、必ず立ちはだかる課題です。長期的な視野を持ち、潜在的な課題にも真摯に向き合う姿勢を大手デベロッパーが示したという点でも、興味をそそられるプロジェクトとなっています。
そして何よりこのマンションギャラリー、実は建設地の真向かいにあるビル1棟をプロジェクトで借り上げたもの。そのため屋上からは建設現場や周辺の街並みを一望でき、普通のマンションギャラリーとは一味違う臨場感を味わうことができます。本プロジェクトにかける野村不動産の本気度が伝わりますね。
取材日:2020年2月19日
取材先:地域と共に”アップデートする”街づくり「KAMEIDO PROJECT」発表会
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