マンションの敷地が、多様な命育む森に。「ザ・パークハウス 自由が丘ディアナガーデン」<三菱地所レジデンス・モリモト>

東京都目黒区自由が丘に建設中で、来年6月下旬に竣工予定の「ザ・パークハウス 自由が丘ディアナガーデン」。このマンションの敷地1,000坪の25%を、従来から生育する植物や在来種を中心とした緑地とする計画が発表されました。

緑地では在来の鳥や蝶がエサを採りやすいように花や実のなる植物を配置するほか、小動物の隠れ家となるようなすき間の多い構造物や巣箱、バードバスを設置します。希少な小動物を誘い込み、生物多様性の保全を目指します。

三菱地所レジデンスでは従来から「ビオネット・イニシアチブ」という、マンション敷地内で生物多様性に配慮した植栽設計を行う取り組みを進めていて、ザ・パークハウスシリーズでは2015年からすべての物件でこの取り組みを導入しています。今回の計画では、マンションの敷地だけでなく、敷地の南側にも390㎡の緑地を別途確保し、計260本の中高木と3,900株以上の低木を植樹します。既存や移植の樹木とあわせ、樹種は75種以上にもなる予定です。

マンションのように大きな建物は、自然環境に与える影響も大きいものがあります。マンション開発のこうしたSDGsの取り組みが、さらに広がっていくことが期待されます。

「ザ・パークハウス 自由が丘ディアナガーデン」の外観完成予想イメージ。色とりどりの樹木に囲まれる

建設予定地に立つ2本のマツ。既存の樹木はそのままにすることが難しければ移植をして、なるべく生かしていく

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