白井での子育てはおもしろい!

今回の「うちレポ×街レポ」で紹介するのは、千葉県は白井市。都市化計画「千葉ニュータウン」の一角を担う街です。「白井」駅や「西白井」駅周辺は、公共施設やショッピング施設が集まる“都市的”な面を持ち、その一方で、駅から少し離れた北部には自然が多く残されています。便利でありながら、のんびり心地よく過ごせる。そんなエリアです。

さて、「千葉ニュータウン」といえば、東京のベッドタウン。宅地開発公団(当時)千葉県の郊外につくられた街です。が、当時、用地買収がなかなか進まず鉄道建設が遅れたことや、建ててしまった団地がなかなか売り出せなかったこと、成田新幹線・駅設置のキャンセルなど、計画が予定の通りに進まず、「東京西部の多摩ニュータウンと比べると開発が遅れてしまった」とささやかれたりもしていました。もしかすると、今も当時の印象のまま、街のイメージを持っている人も少なくないかもしれません。

ですが白井市は、「千葉ニュータウン」事業による好影響を活かしつつ、自然溢れるエリアをバランスよく共生。子育て世代がより快適に暮らせるよう、白井市独自のまちづくりが進められています。現在も、平成28年度から37年度(正しくは2025年)にかけた「白井市5次総合計画」を実施。実は、緩やかながらも人口増加を経ており、近年、注目を集めているエリアなんですよ。

さて再開発を経て住みやすい街になった白井市。子育て世代からも人気を得ているその理由は、なんといっても、子育て環境の良さです。街並みに加え「快適だな。子育て中も安心だな」と感じられる街づくりをする白井市について、ご紹介します。

最大の魅力は、子育てパパ・ママが安心して働ける子育て環境にアリ!

「幼稚園に通わせて幼児教育を受けさせたいのに、働きながらだと幼稚園の利用が難しい」。そんな子育て世代を応援するべく、白井市は「白井」駅近隣に複合型保育施設を新設(2020年4月)。キャッチフレーズは“仕事をしながら、幼稚園を応援します”。幼稚園開所時間外である朝夕の時間帯は送迎ステーションで保育を行い、日中は幼稚園バスが所属幼稚園へと繋ぎ、幼稚園で幼児教育を受けさせてあげられるシステムなんです。
さらに、すべての公立小学校にも学童保育を導入していますから、子どもが就学してからも安心。私立幼稚園が運営する民間の学童保育もありますよ。たとえば、小学校で子どもをピックアップし、帰りは自宅まで送り届けてくれる手厚い送迎サービスによって、仕事と子育ての両立をサポートします。

ちなみに、白井市では2015年度から「子ども・子育て支援事業計画」に基づき待機児童解消に取り組んでいます。既存保育施設の定員拡大、民間保育施設の誘致、幼稚園における預かり保育の拡充などさまざまな方策を打ち出し、待機児童ゼロを目指しています。

市がこれだけ子育て世代に寄り添い、手厚くサポートしてくれるから、子育てパパ・ママは、安心して外で働くことができますね!

元気に通学する子どものイメージ写真

子どもとのお出かけは市内で、簡潔に完結!

子どもを連れて出かける日。もちろんたまには遠出するのも楽しいですが、身近な場所で遊ぶ方が気軽ですよね。白井市が運営する施設には、“子ども思い”な工夫がたくさん施されていますから、市内で充分楽しめるんです。

白井市役所に隣接する、図書館やプラネタリウム館のある文化センター。市の公共施設でありながら、アミューズメント要素が充実しているため、“ここに行けば間違いなく楽しめる”場所なんです。市役所へ出かけるついでに利用できため、子どもが退屈しない点もGood。まさに再開発された街ならではの利点といえますね。
たとえばプラネタリウム館。「市の文化センターで、プラネタリウム?!」と、驚く人は多いと思いますが、おすすめしたい理由はそのクオリティにあります。デジタル式プラネタリウム機材を使用し、最大数約9,500個の星で奥行きのある美しい星空を再現。躍動感ある宇宙を表現するのだそう。しかも解説員による生解説もありますし、子どもから大人まで楽しめる放映プログラムのある“超本格プラネタリウム”なんですよ。
さらに、市民プールだってあなどれません。1周150mの流れるプールをはじめ、全長91mや62mのアドベンチャースライダー、25mプールに幼児プール。とにかくプールが充実しているんです。たとえば夏に子どもを連れて毎日のように通っても、利用料金がリーズナブルという点も、市民プールの良いところ。白井市の市民プールは、白井を紹介するにあたり絶対おすすめしたいスポットのひとつです。

「せっかく暮らすのだから、楽しいところがいい」。多くの人がそう願うはずです。子育て世代ならきっと尚のこと。遊び場探しに困らないというのも、白井市の魅力。子育て世代から人気を得るのも納得です。

白井市文化センター/プラネタリウム館前

広大な公園が点在していて、公園選びにハズレなし!

白井市にいると、広い空の下で豊かな自然を近くに感じることができます。というのも、高層ビルがなく、緑豊かな公園、白井市の名産品である梨を育てている農園や田んぼなどが、街に溶け込んでいるから。子どもをのびのびと育てるにはもってこいの環境なんですよ。
子どもは「動き回りたい!走りたい!」盛りですから、連れて行ってあげられる大きな公園が揃っていればうれしいですよね。白井市なら心配無用。大小さまざまな公園が点在しています。

【白井木戸公園】
●主な遊び場
芝生広場、お祭り広場、ローラー滑り台、ジャングルジム
●特長
全長18mのローラー滑り台や飛行機型の大型ジャングルジムは子どもたちに人気のある遊具です。園内には梅や桜が多く、春には花見スポットとしても人気です。

【中木戸公園】
●主な遊び場
多目的競技広場、テニスコート、滑り台、ブランコ、鉄棒、砂場
●特長
「西白井」駅の西側に位置し、多目的競技広場やテニスコートの運動施設があり、本格的なスポーツに勤しめる場所です。

【七次第二公園】
●主な遊び場
滑り台、ターザンロープ、ブランコ他、芝生広場、石積築山、野鳥観察台
●特長
「西白井」駅から歩行者専用道路で安全にこの公園まで行くことができます。石積みの築山に登り景観を楽しんだり、野鳥観察台でバードウォッチングしたりできます。

「公園に行こう!」の合言葉は、子どもの笑顔を惹き起すパワーワード。バラエティ豊かな公園が揃う白井市ですから、なにか特別なことをしたりわざわざ遠出したりしなくても、家族で楽しむことができるのがうれしいですね。

写真2点とも一本桜公園/「千葉ニュータウン中央」駅近くにある公園。ランドマークは、竜のオブジェと四季折々の花木。今にも出てくるのか?それとも沈むのか?どちらにも見える竜のオブジェがおもしろいです。

白井人気は上昇の一方を辿るのでは・・・♪

なるほど。今回の「うちレポ×街レポ」、白井市。この街を一言で表すと「子育て世代にやさしい街」ですね。“優しい”。そして“易しい”。行政により子どももしっかり守られていて、保護者が子育てと仕事と安心して両立できる。その上、近くの遊び場で子どもが思う存分楽しめる。そんな街です。
たとえばはじめての子育てでも「白井なら安心だ」と感じられるはずですし、白井を選ぶ人がこれからも増え続ければ、きっと、もっともっと活気で溢れますね。

白井市、今後のさらなる賑わいに注目です!