不燃化特区での再開発事業「プラウドタワー東池袋」が竣工<野村不動産>

東京では古い木造住宅が密集するエリアが多く、火災や災害時に緊急車両が入れないなど、大きな課題となっています。東京都では、こうした問題を解消しようと、「木密地域不燃化10年プロジェクト」に取り組んでいます。

今回竣工した「プラウドタワー東池袋」(販売済)は、不燃化特区で初めて組合設立が認可された、「東池袋五丁目地区第一種市街地再開発事業」として進められていたものです。

現地のビフォーアフターの写真を見比べると、とても分かりやすいですね。野村不動産では近接する「東池袋四丁目2番街区地区第一種市街地再開発事業」、「南池袋二丁目C地区市街地再開発事業」にも参画。3地区の連携を図りながら、安全で快適な街づくりを進めるとしています。

完成した「プラウドタワー東池袋」外観

ビフォー/整備前の現地

アフター/整備後の現地(エントランス)

【木密地域とは】
木造住宅が密集する地域のことをさします。震災や、その延長で起こりうる火災によって甚大な被害を及ぼしかねない、東京最大の弱点とも言われています。こうした状況の改善を加速するため、東京都は「木密地域不燃化10年プロジェクト」に取り組んでいます。